雲峰寺は綿山腹地に位置し、もとは抱腹寺と称し、唐の貞観(627—649年)間に勅建され、明の正徳11年(1516年)に重修され、清の時代にはしばしば修理された。


境内の建物は地勢によって上下二層に分かれており、向きは一様ではなく、高低はまちまちである。現存する古建築には閑王殿、千仏殿、介推祠、五龍殿、明王殿、馬鳴殿、羅漢堂、眼光菩薩殿及び僧房、客舎など百間近くがある。寺内には歴代の美しい彩色像70数体が保存されており、その中に包骨本物は3体である。